第28回京都大会 共催シンポジウム
高齢者支援における信頼はどう生まれるのか― 対面・非対面コミュニケーションとAI ―
第28回京都大会 共催シンポジウム
高齢者支援における信頼はどう生まれるのか
― 対面・非対面コミュニケーションとAI ―
高齢者支援の現場では、対面に加え、電話やオンライン、人工知能(AI)を介したコミュニケーションが広がっています。一方で、「顔が見えない中で相手をどのように信頼すればよいのか」「支援者としてどのように信頼関係を築けばよいのか」といった戸惑いや難しさも生じています。また、認知機能の変化や心理的要因が影響する中で、本人の意思を尊重しながら適切な支援につなげることの難しさも指摘されています。とりわけ、対面場面における第一印象や直感的な信頼判断が、支援のあり方に影響を与える可能性も考えられます。
本シンポジウムでは、高齢者支援の現場における実践、対面場面における印象形成の心理、そして非対面環境における対話設計という異なる視点から、信頼がどのように生まれ、どのように支援に活かされるのかを検討します。日々の支援において感じている迷いや難しさを捉え直し、実践に活かせる視点を共有する機会となれば幸いです。
■日時
2026年10月10日(土)10:00~12:00(受付9:30~)
■会場
京都府立医科大学 河原町キャンパス 基礎医学学舎1階 第1講義室
(京都市上京区河原町通広小路上る梶井町465)
※学会会場とは異なりますので、ご注意ください(河原町通をはさんだ東側のキャンパスとなります)。
■参加費
無料(事前申込制)
■対象
医療・福祉・介護など高齢者支援に関わる専門職の方々、および本テーマに関心のある皆さま
■申込フォーム
■申込期限
2026年10月5日(月)12:00まで
※定員に達した段階で受け付けを締め切る場合がございます。
■形式
現地参加とZoomのハイブリッド

■登壇者

神山 晃男
株式会社こころみ 代表取締役社長。2013年の創業より、高齢者見守りサービス、自分史作成サービス等を手掛ける。あわせてロボット開発支援、AI開発支援も行い、高齢者×AI×ビジネスの領域で複数のプロジェクトに関与している。

鈴木 敦命
東京大学大学院人文社会系研究科心理学研究室 准教授。博士(学術)。 専門は実験心理学・認知心理学。顔印象の形成や表情認知など、顔に基づく対人認知を中心に研究し、加齢が対人認知に及ぼす影響についても検討している。

シェ ワンジョウ(ラベンダー)/Wan Jou She
京都工芸繊維大学 情報工学・人間科学系 助教。アイントホーフェン工科大学にて設計知能の博士号を取得。専門はヒューマンコンピュータインタラクション、医療情報学、ソーシャル・コンピューティング。ワイルコーネル医科大学客員助教を兼任。日米両国において研究代表者および分担者として多様な研究助成を獲得し、AI技術を通じた個人のレジリエンス向上に関する研究に取り組んできた。現在は、ウェルビーイングを促進する人間とAIエージェントのつながりの構築に注力している。

江口 洋子
慶應義塾大学医学部医科学研究連携推進センター 特任講師。公認心理師。専門は臨床神経心理学、高齢者心理学。高齢者を対象とした、治療、財産管理、消費者行動など、生活場面における意思決定能力評価や支援の方法を研究している。最近では意思決定する際の、本人の家族における役割意識の影響も検討している。

加藤 佑佳
京都府立医科大学大学院医学研究科精神機能病態学 講師。公認心理師・臨床心理士。専門は高齢者心理学。認知症高齢者の意思決定能力の評価および支援の在り方に関する研究に取り組んでいる。JST/RISTEX「デジタルソーシャルトラスト」プロジェクト「認知的脆弱性を抱える高齢者のためのデジタルな関係における信頼形成支援」研究代表。
■プログラム
JST/RISTEX デジタルソーシャルトラスト 「認知的脆弱性を抱える高齢者のためのデジタルな関係における信頼形成支援」(代表:加藤 佑佳)の研究開発の一環で行います


